題名の「私がクマにキレた理由」ですが、どういったお話だと思いますか?
この映画は、ニューヨークに住むセレブ達の子育て事情について描かれています。
怖いシーンは無く、クスっと笑える映画が観たいという方におすすめです。
色々な立場の人間からの目線が描かれているので、子育て中のパパやママ、子供と接するお仕事に就いている方、そしてそうでない方でも誰でも見やすく、とても心温まる素敵なロマンティックコメディ作品です。
「クマにキレた理由」とは一体なんだったのか?
では、あらすじとポイントをネタバレ無しで紹介します。
基本情報
私がクマにキレた理由(ワケ)
原題:The Nanny Diaries
・2007年 アメリカで公開
・小説「ティファニーで子育てを」が原作
・主演にはスカーレット・ヨハンソン、歌手のアリシア・キーズも出演
あらすじ
成績優秀だった主人公アニーは、大学卒業後は大手に就職し、エリートコースに進む予定だった。
しかしあることがきっかけで、超お金持ちばかりが住むニューヨークのアッパーイーストサイドで、親の代わりに子育てをする”ナニー”として働くこととなった。
楽しそうだと始めた仕事だったが、ルールが多く、私生活まで縛られ、雇い主に振り回される生活だったのだ。
色々と悩み始めたアニーはどうするのか?
そもそもナニーとは?
ナニーとは、日本ではあまり聞き慣れない言葉ですよね。
子供の面倒を見るベビーシッターとは違い、ナニーは雇い主の親に代わり、住み込みで子育てをすることだそうです。
お金持ちの家庭では、子供のお世話をほとんどナニーにお任せするそうです。
ニューヨークセレブの子育て事情
この映画内では、アッパーイーストサイドに住む家族のほとんどがナニーを雇っています。
立派なお家の空いている部屋に、ナニーが住み込みで朝から晩まで子供の面倒を見るのです。
子供の幼稚園のお迎えを待つのは、母親達ではなくナニー達という光景。
主人公のアニーは、雇い主の母親に振り回され、毎日忙しく自分の時間も持てなかったりもする。
実際全てがアニーのようではないと思いますが、雇い主によってかなり変わってきそうで、責任重大で大変なお仕事ですよね。
登場する子供が可愛すぎる!!
アニーがお世話をすることとなった子供の名前はグレイヤー。
グレイヤーを演じるのは、ニコラス・アートという俳優さん。
グレイヤーは、とてもヤンチャで手のかかる男の子なんですが、物語が進んでいくにつれて、だんだんこの子がめちゃくちゃ可愛くて愛しくてたまらなくなります。
純粋な子供には、とても癒されます。
そしてアメリカの子供って可愛すぎるー!!
幸せとは一体何なのか?
お金持ちが羨ましいと思うことってよくありませんか?
この映画にも出てくるようなお金持ちの妻は、自分の時間がたっぷりあって、欲しい物はだいたい手に入るといった、趣味や好きなことに時間とお金を費やせるというイメージがあったりしますよね。
お金持ちはみんな幸せなのか?
お金が無いと幸せじゃないのか?
本当の幸せとはなんなのか?
そんな当たり前のようで忘れがちな、根本の部分を改めて考えさせられるお話。
ロマンス要素もあり
基本ナニーのお話ですが、ロマンス要素もあります。
恋愛のシーンも、なかなか素敵なお話なので注目です。
最後に
さて、映画「私がクマにキレた理由」を紹介しました。
ニューヨークのセレブ家族の子育て事情には驚きです。
というか、ニューヨークの日常を題材にした作品って、庶民な私からしたらいつも驚きばかりです。
だからこそ、ニューヨークに憧れてしまうんですよね。
クスっと笑えて泣けて、気楽に観られるお話なので、今日はなんの映画を観ようか悩んでいる方は、ぜひこの映画をチョイスしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。